308 / 700

文化祭☆33

つ、疲れた・・・・・・。 しばらく続いた拍手喝采の後、人の群れも少しずつ なくなって、ようやく静かになった今・・・・、俺は とんでもない脱力感に包まれ、どよーん と座り込んでいた。 『あれ?みっきー ・・どうかした?』 『疲れた顔して どうした?みー。』 『・・・・・・・・』 どうかした?・・だと? 疲れた顔・・・だとぉ? 誰のせいで こうなったと思ってんだ 誰のせいで。 呆れて、答える気にもならない。 ぼんやり天井を見上げ ため息をつく。 すると、 『ね、みっきー。チョコバナナ 食べよ?』 『そう、疲れた時には甘いもの、だ!』 2人がチョコバナナをビシッと頭上に掲げる。 しかし まぁ・・・元気だよなー、コイツらって。 メンタルも強いし。 と、呆れつつ、感心しつつ、横目で見ていると、2人が わざとらしく 見せつけるように舌を突き出して、チョコバナナを下から上に ペロンッと舐め上げた。 『・・・・・・・・・?』 『ふふ、おいしー・・・・・』 『はあ、うまい・・・・・』 口にいれてるクセに 食べる訳でもなく、チュッチュッと先っぽにキスを繰り返し、口に含んで 舌も使って チョコバナナを舐めながら、意味深な笑みを浮かべる2人。 その、なんともいえないエロさに つい見いってしまい・・・・でも、すぐにハッと我にかえった。 ちょ、ちょっと 待て・・・////! なに これ・・・・//// なんだ、このエロさは・・・・! 動きも、目つきも すんごく やらしいんですけどっ///!? これって、 これって まるで・・・・・・//// いや────────────っっ//// !!

ともだちにシェアしよう!