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意外な反応。

───と、いうワケで 拉致られて 帰ってきました、我が家に。 ちなみに母さんはまだ仕事で 帰ってない・・・・・・ つまり、今、ウチには俺と 変態2人だけ・・・ 変態、ヤりたい放題・・・・・・ 俺、ピーンチ・・・!! 『わぁ~♪いっぱい付箋がついてる~♡』 『おおぉ♪全部 チェックしたんだなー♡』 『───あっっ/////!』 し、しまった! パンフレット・・・・・・!! 隠すヒマもなかった! (まさかウチに来るなんて思ってなかったし!?) 速攻でバレちゃったぁぁぁ・・・・!! は、恥ずかしい・・・・・・//// めっちゃ恥ずかしいぃぃぃっっ////!! そんで こんなコトしてたってバレた今、 きっと、ニヤニヤ笑いながら盛大にからかわれて そうこうしてるウチに変態スイッチが入って ベッドに連れ込まれて好き放題・・・・////! なんてコトになったり・・・ ───って!! 絶対そうじゃんっっ!! ヤバいじゃんっ! マズいじゃんっ!! 俺、大ピンチじゃんっっ!! うはーっ!! ど、どどどどうしよう・・・・・・!! と、とりあえず・・・・・・ ・・・・・・逃げよう!( この部屋から!) 『お、おおおお俺っ、コ、コココココーヒーでも  淹れて来よっかなーっ!』 う、うわー ワザとらしっ!! ギクシャクしながら 踵を返す。 ドアノブに手をかけた、その時 『ふふ♡みっきーも楽しみにしてくれてるんだ♡』 『ふはは。ちゃんと見てくれたんだな、みぃー♡』 『・・・・・・・・・・・え ?』 『なんか嬉しい・・・』 『すげー嬉しい・・・』 『・・・・・・・・・・・え・・・』 あ、あれ・・・・・? あれぇ??? 悪い予想しかしてなかった俺。 なんとも嬉しそうな顔で しみじみ噛み締めるように呟く2人に・・・・・・ 意外すぎる反応に・・・・・・ ビックリしすぎて 口をあんぐり開けたままの間抜けな表情のまま 固まってしまった。

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