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変態スイッチ…………オフ?
え・・・・・・えっと・・・
・・・なに?
この2人が しおらしいと
ちょっと、いや、かなり怖いんですけど・・・・
『ど、どしたの?お前ら・・・・』
『んー。うん・・・・』
『ああ。うん・・・・』
いつもの変態っぷりは何処へやら。
変わらず( 仏のような )穏やかな微笑みを浮かべ
俺を見つめる2人────
って!
めっちゃ怖いんですけど・・・っ!!
『みっきー♡』
『みぃーぃ♡』
『は、はいっ??』
『なんでもない♡』
『呼んだだけだ♡』
『・・・・・・・・は、・・・はっ??』
『ふふ~♡』
『ははは♡』
しばらく俺を見つめた後
今度はパンフレットの付箋を愛しげに
撫で始める玲音と咲哉。
『??・・・・な、なに・・・・してんの??』
『うん♡このパンフの付箋、見てるとさあ・・
みっきーも楽しみにしててくれるんだなぁ♡って』
『楽しみにしてるのは俺たちだけじゃなくて
みーもなんだって分かるからさ♡もう嬉しくて♡』
『・・・・・・・・へ・・、へっ//////?』
『一緒で嬉しい♡』
『すげー嬉しい♡』
『・・・・・・・・・ほぇ・・・///////??』
うえぇぇぇ???
な、なに?
なんなの??
なに、これ・・・・!!
さっきの反応といい
意外すぎて・・・・こわっっ!!
怖いっっ・・・・!
パンフレットを閉じ、元の位置に戻した2人が
仏の顔のまま ゆっくり近づいてくる。
反射的に 後退り───しようとしたけど
逃げ場はなく、ドアに追い詰められる俺。
そのまま、2人に ギューッと抱きしめられた。
『・・・・・・・・っ・・・////////』
あ、あ、これはアレだ・・・・・・
今度こそ ついに・・・・
変態スイッチ、オン!?
ヤバい!
に、逃げなきゃ・・・っ!!
『あ・・・・・・あああ、あの・・っ!
おおおおお俺っ・・コ、コーヒー淹れ・・・っ・・/////』
『結婚式、勝手に決めてごめんね?』
『結婚式、勝手に決めて悪かった!』
『・・・・・・・・・・・・・へ・・・//////?』
『みっきーが好きすぎて』
『暴走してすまん、みー』
『・・・・・・・・・え。・・・・あ、い・・・いや・・まあ・・
うん・・・それはもう・・・・いい・・・からさ・・
その・・・は、離し・・・・/////』
『ありがと、みっきー♡』
『優しいなー、みーは♡』
『・・・・・・・・は、はい・・・////??』
あ、あれ?
あれぇ????
抱きしめたまま
なんもしてこないんですけど・・・・?
変態スイッチは・・・・
入って・・・・・・ない??
・・・・・・あ、あれぇ????
この二人に限って
こんなコト・・・・・・ある???
い、いや・・・・
逆に、怖っっ!!!
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