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動物園デート☆1
とある休日。
『デート♪ デート ♪ みっきーとデート♪』
『デート♪ デート♪ みーぃ とデート♪』
『・・・・・・・・・・・・///』
俺の両隣を歩く 2人は えらく ご機嫌だ。
『『デート♪ デート♪ 動物園~♪』』
・・・・ハモってるし。
なんなの、この息ぴったりな感じ。
『さあ、みっきーも ご一緒に ♪』
『ほら、一緒に 歌うぞ、みー ♪』
『・・・は・・・///// !?』
『『デート♪ デート♪ 動物園~♪』』
歌いながら、俺の手を握り、前後に 大きく振りながら、スキップまで 始める2人。
『や、・・やめ・・っ!恥ずかしい・・っ///!』
高校生3人で 手 繋いでスキップなんて
おかしすぎるだろ・・・・・///っっ!
『もー、照れちゃって~ ♪』
『恥ずかしがり屋さんだなー ♪』
ち、違ぁーうっっ ///// !!
俺を巻き込むなっつーの!
嬉しいのは分かるけど。
あ。
いや、俺だって
嬉しくない訳じゃないんだけど////!
動物園が近くなると 親子連れやカップルの姿が目立ってくる。
その人たちを スキップで追い越していく俺ち。
通り過ぎた後、後ろから クスクスと笑い声が聞こえてくる。
『お・・・おいっ///!やめろっ・・///!
やめろって・・・・///!』
『あはは~♪ 楽しいね~ ♪』
『ははは ♪ 楽しいなー ♪』
『・・・・・・っ・・・・っっ //// !!』
やーめーてーっっ//// !!
目立ってる・・・・///!
みんな、見てる・・・・///!
めっちゃ、
目立ってるから ──── っっ///// !!!!
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