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バレンタイン☆5

──ふふ・・・ ──はは・・・ 『・・・・・・ん・・・・・』 なんだ・・・・・? 2人の声が・・・・・する・・・・ ── みっきーの・・・くび・・ ── みーの・・・・・かた・・・・ 『・・・ん・・・・・?・・・・』 なに? 眠い目を無理矢理 こじ開けると 上に乗った玲音が 俺の手首をとり、 横の咲哉が 俺の両肩に手を おいて 何やらボソボソと話していた。 ・・・・・・・? コイツら・・・なにやってんだ・・・? その後も 胸や お腹、腰まわりに 手が動き回るも 触っているだけで いやらしさは感じなくて 俺は 2人の謎の行動を気にしながらも 散々 抱かれた疲れから 眠気には勝てず いつの間にか 眠ってしまっていた。 * * * * * それからと言うもの・・・・ 『ごめん!みっきー』 『すまん!みーっ』 『『俺たち、 これから大事な用事があって・・・』』 『・・・・・・・・・・・うん・・・』 2日に1回は こんな調子で ・・・ 一緒に帰ったり、家に行ったりする事が 少なくなっていた。 『でも、家まで送るから!』 『途中まで一緒に帰ろう!』 って、なんか やたらと気をつかってくれるけど・・・ 『いや、いいよ。忙しいんだろ? 俺なら 大丈夫だから』 『あ・・・みっきー・・・』 『おい・・・みー・・・・』 『じゃあな、また明日!』 丁重にお断りして、2人と別れた。 普段なら、「なんで?」「どうして?」 って悩むところだけど・・・・ 俺にはやらなきゃいけない事がある。 2人には内緒にしたいから ちょうどいい。 会えない時間を使って 色々 調べたり出来るし。 『よし!頑張るっ!』 俺は 気合いを入れ、とりあえずは 調べものをするため 本屋に行く事にした。

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