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バレンタイン☆37
家に入ると、
まだ母さんは仕事から帰ってなかった。
よかった!
こんな赤い顔してたら、
きっと あれこれ聞かれちゃう!
ホッとして2階に急ぐ。
部屋に入って すぐ ベッドに転がって
帰りに2人が持たせてくれた お土産を
紙袋から出してみる。
なに くれたんだろ~?
結構 大きめな袋を 開けると、そこには・・
『───っっ!!ぎゃ────っっ////!』
なんと!
あの・・・!
俺の等身大 フル勃起 チ○コチョコレート(リボンつき)が 入っていた!
『な、なんで・・っ!?』
なんで、コレがここに!?
コレ・・・、ホットチョコレートに なったんじゃなかったっけ!?
『え?えぇ!?どうゆうコト!?』
あり得ない贈り物に呆然としつつも
紙袋の中をひっくり返す。
と、メッセージカードらしきものが ポロンッと転がり出てきた。
『・・・・・・?な、なに・・・?
え・・・、──────はあっ!?』
そこに書いてあったメッセージ、
とは・・・
[みっきーへ♡みーへ♡
たくさん作ったので おすそわけします ♪
俺たちの大好きな愛しい可愛い チ○コチョコレート、美味しく召し上がれ♡]
───だった。
な、
な、
な─────っっ!?
たくさん作った!?
たくさん・・・作ったぁ!?
『な、なにしてんだぁっ!アイツら・・・///!』
くそぉ!
文句 言ってやる・・・!
勢いよく、がばっと 起き上がる。
だけど、散々 弄られまくった体は やはり
ダメージが残っていたようで・・・・
あ・・・・・・ダメだ・・・目眩してきた・・・・
くらくらして ベッドに沈みこんだ。
ア、アイツら・・・許さん!
後で刻んで刻んで
ホットチョコレートにしてやる!
*** バレンタイン☆おわり ***
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