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進級☆7

『えーと・・・佐野山?』 『・・・・・うん』 『確かに・・・中学の時は毎日 毎日、まるで ハーレムみたいに女の子が群がってたは いたけどさ・・・・』 『・・・・うん』 やっぱり、モテてた! てか、ハーレム! スゲーな、アイツら・・・! 『うん・・・でも、つきあってたってなかった・・と思うよ?邑上は女の子と あんま喋んなかったし、小早川は愛想はいいけど 適当にあしらってる?って感じだったし・・・』 『・・・ふんふん』 うーん。 それなら、 今のアイツらと さほど 変わんないよなぁ・・ 今だって、結構(いや、かなり?) モテてるし・・・ ハーレムは見たことないけど。 なんで あの3人は 玲音と咲哉に 突っかかってたんだろ・・・? あ。あと、俺にも! (めっちゃ怖かったんだから!) 『他には?なんか言われた?』 『え?あー・・・・・、 俺が そのうち飽きられて捨てられる、とか 捨てられる前に別れちゃえ、とか?』 『はぁ!?なにそれ・・!え? ・・・まさか、佐野山を心配して?』 『いや、まさか! 意地悪で言われただけだと思う・・』 あの時、すんごい嫌な顔で ニヤニヤしてたし・・・ あー! 思い出したら ムカついてきたっ! 口を尖らせて、足をパタパタしていると 本多くんが 「ぷっ」と吹き出した。 『・・・なに?』 『いや、可愛いなぁと思って』 『・・・・はわ・・っ・・///!?』 か、 可愛い・・・っ・・////!? なんか・・・ 玲音と咲哉に言われるのには だいぶ慣れてきたけど・・・・ 本多くんに言われると照れちゃうなぁ・・/// ・・・・なーんて・・なっ////!

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