16 / 700

好きなところ。

『ね?、じゃなーいっ!もう いい! 俺は帰る!帰るから どけっ!』 いい加減にしてくれ。 これ以上 つきあってらんない! 帰るぞ、俺は。 このままじゃ、ホントに普通の高校生では なくなってしまう。 今なら、まだ・・・まだ大丈夫だ!(多分。) キスはされたけど・・・大丈夫だ。(多分。) 『えー。ヒドーい。みっきー。』 『そうだぞ?俺、まだ乳首 触ってねーし。』 『みっきーって呼ぶなっ! 乳首なんか触らんでいいわっ!ボケッ!』 『あはは。口悪ぅい・・けど 可愛い♪』 『ははは。口悪いな・・でも 可愛い♪』 『・・・・・・・はぁ?(怒)』 なにが?どこが? 可愛い? 『可愛いよ。好きなんだ、光希。』 急に 真顔になる玲音。 『・・・・・・っ・・/////!』 す、好き・・・・///? 玲音まで・・・・! つーか、俺のどこが?何が?なんで? 頭の中が混乱して、声も出ない。 つーか、待って・・・・・? 待て、待て、待て。 もしかして、コイツら・・・ ホントに本気で俺の事を・・・ 好きなのか・・・・? でも・・・・ 俺のどこが・・・好きなんだ? 目立たないし、顔も、性格も、 何もかも普通なのに。 ・・・・思いきって、 どこが好きなのか聞いてみる・・・? よし。聞いてみよう。 『俺なんかの どこが・・・・んぁ・・・っ!』 ・・・・・・・はっ!? え??? なに?? なんか、甘い衝撃が・・・? なに、今の・・・?? 『ふふ、いい反応♪』 『可愛い・・・乳首、気持ちい?』 え? 慌てて視線を下に向ければ、玲音の手は俺のお腹の上にある。 ・・・・と、いうことは・・・・・今の衝撃は・・・・・ 咲哉っ・・・!? 咲哉は、いつの間にか 後ろに回り込んで ピッタリ背中にくっついていて、そして、あろうことか両手を伸ばして、俺の・・・乳首をきゅっと摘まんでいた。 早・・・・・っ! ・・・・って、 やっぱり慣れてねーかっ !? なんなんだ!コイツらは・・・・!!

ともだちにシェアしよう!