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欲情?
『ご、ごちそうさま・・・でした・・・・』
あの後は、俺の言ったとおりに 無理矢理 食べさせられる事なく、無事に美味しくそれぞれチョコケーキを堪能した。
すごく美味しかった・・・けれど。
この2人が おとなしいと、それはそれで
ちょっと変な感じ・・・・・。
『・・・・あ。』
そうだ。
お礼・・・・言わないと。
『あの・・・あのさ・・・・。』
『ん?どうしたの?みっきー。
欲情した?』
優雅に紅茶を飲んでいた玲音が、
不思議そうに聞く。
よ、・・・・欲情 !?
『するかっ/////!アホかっ!
・・・・・あ!そ、そうじゃなくて・・・・あの・・・
あの・・・・あ、ありがとな/////!
昨日と・・・今日。
寝てたの・・・運んでくれて。』
『・・・ああ!ふふ、いいんだよ?
可愛いみっきーの寝顔 見れたし♪』
『そうそう♪
可愛かったな、みーの寝顔 ♪ 』
『・・・なっ !? か、可愛い、言うな////!』
『ふふ。可愛いよ、みっきーは。
・・・ね、じゃあさ。キスして い? 』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?』
じゃあ、キス??
って、なに?
なんで、そうなるんだ??
『感謝してるんでしょ?だからキス♪』
『・・・・・・・・・・・・・・はい?』
だから、キス??
って、なに?
なんで、そうなるんだよ!!
アホだ・・・!
やっぱり、アホだ!!
『あのな、・・・・・・っっ!』
文句を言おうと顔を上げれば、
迫りくる玲音の顔。
あ、と思う間もなく、唇が触れた。
『!!・・・・・・・・っ/////』
『ふふ。甘い・・・・・♪』
『なにっ !?みー。俺も 俺も!』
『・・・へ?』
くいっと顎を持たれて、ぐるんっと顔だけ咲哉の方へ向かされる。
こっちも あ、と思った時には もう 唇が触れていた。
『!!・・・・・っっ///』
『はは。確かに、甘い・・・・ ♪ 』
唇が離れると同時に、咲哉が昨日みたいに
後ろから俺を抱きしめて、ひょいっと
胡座をかいた足の上に乗せられた。
『・・・!? ちょっ・・・・・っっ///////!!』
ヤバい!
ヤバい!ヤバい!ヤバいっっっ!!!
逃げ出そうにも、咲哉の両手は 俺のお腹に回され、がっちり固定されているから・・・
逃げられないっっ!
またしても・・・・・っ!!
アホだ・・・・.っっ!
アホなのは・・・俺の方だった!!
『ま、待て 待て 待て!!落ち着けっ!』
『んー?俺たちは落ち着いてるよ?』
『そうそう。』
『・・・・・・・・・っっ!』
玲音が、ジリ・・・・と、正面から近づいてくる。
『ま、待て 待て ///!待てって・・・・////!』
『みっきー。お礼・・・・して?』
『お、お礼って!今、キスしたじゃんか!』
『あんなんじゃ足りない・・・
ねぇ、もっと・・・・・しよ・・・?』
『・・・・・・/////////////////!!』
玲音の目が 色気を増す。
エ、エローッッ!
エロい・・・・・!
エロ過ぎる・・・・!
はっ!
ヤバ・・・・ッ!
これはヤバい・・・・!
『ふふ。チョコ・・・まだ、ついてる・・・・・
ここ、美味しそう・・・舐めて い?』
エロい顔の玲音が指で唇をなぞる。
よ、欲情・・・ですかっっ???
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