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気持ちイイコト。

『待て!待てって・・・・っっ!』 『えー?待たない。』 チュッと軽くキスされる。 舌が唇をなぞり、口の中に入ってきそうになったのを感じて、慌てて歯を食いしばって、それを阻止する。 どうだ! これなら、ベロチュー出来ないだろ! ちょっとした仕返しが出来た気がして、心の中でガッツポーズをする。 でも、それは最初だけで・・・、 中に入れなかった舌は、歯列なぞり、歯茎をなぞり、唇と頬の裏側をくすぐり、閉じた口の中で動ける範囲を暴れまわる。 ぞわぞわと気持ちよさが這い上がってくるような変な感覚。 うそ・・・・////うそだ・・・・/////// こんなとこも気持ちいい・・・なんて。 『ふ・・・っ・・・・ん・・・ん・・・////////』 歯を食いしばってるのが・・・ツラい。 だんだん息も苦しくなってきて、頭がくらくらしてきた。 どうしよう・・・このままじゃ もう・・・ と、思った時、唐突に唇が離れた。 息苦しさから逃れられた俺は、必死で空気を取り込む。 『はあ・・・はあ・・・////////////』 『顔、真っ赤。かわい♪』 『可愛くな・・・・・っあ!・・・ぁんっ・・・』 『みー。俺も居るの、忘れんなよ?』 と、咲哉が、シャツの上から乳首を撫でた。 玲音に気をとられて油断していた俺は、突然の刺激に堪らず、自分でも驚くくらい甘ったるい声を出してしまった。 『あ・・・/////や・・・っ・・・/////』 は、恥ずかしい・・・・//////!! 俺のバカ・・・・・っ! 咲哉から逃げようと、体を捻る。 ・・・動けない。 手を外そうと、思いきり引っ張ってみる。 ・・・動かない。 その間も、乳首への愛撫は止まらない。 ああ・・・・///どうしよう・・・・。 恥ずかしい・・・のに、イヤなのに・・・・ でも・・・・・、でも・・・・・///// ・・・気持ちいい/////// カクン、と力が抜けた。 咲哉に凭れかかった状態。 昨日と一緒。 咲哉が、俺の様子に気づいた。 『ああ。気持ちいいな、みー。』 『可愛い・・・みっきー。』 『あぁ・・・っ・・/////』 さらには強く、乳首を摘ままれて、潰されて。 痛みと、甘い刺激に翻弄される。 ・・・・思い出す。 思い出してしまう。 体が・・・・昨日の気持ちイイ事を。 思い出して、熱くなる。 『は・・・・、ああ・・・・・あ・・・やっ・・・・/////』 『ふふ、昨日の事、思い出しちゃった?』 『気持ちよかったよな?みー。』 『・・・・・んっ・・・・っっ・・・//////』 見透かしたような2人の言葉。 快楽に堕ちる寸前の俺に、玲音が追い討ちをかける。 『みっきー、直接、触っていい?』 『・・・・・っ、ふ・・・っ・・・?/////』 『直接 触ったら もっと気持ちいーよ?』 『・・・・・・・あ、あ・・・・ん・・・・///////』 『どうする?』 『・・・・・・・っ・・・・//////』 どうしよう。 その答えを俺に言わすのか・・・・///// なんか、悔しい・・・・。 でも、それでも。 触って・・・欲しい・・・・・ 気持ちよく・・・・なりたい・・・ でも・・・・・ でも・・・・・//////// グラグラ揺れる。 どうしよう。 どうしたら。 答えられずに、すがるように玲音を見た。

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