526 / 700

みっきーの誕生日☆27

結局、 隆太郎さんは 出てきた玲音と咲哉によって 引き剥がされ、2人に左右から抱きつかれた俺は またしても 身動きとれない状態に。 そして、言い合いも まだ続いていた。 『ひどいよ!おじさ~ん!』 『この、エロおじさんめ!』 『うぬぬ・・・・! おじさんならまだしも・・・ エロおじさんって言うなっっ!! 大体、俺は まだ若いんだぞぉっ!!』 『え?どこが?』 『どの辺がだ?』 『ここ!この辺!』 力こぶを作る隆太郎さん。 『おー!すごーい!』 『カチカチだなー!』 拍手する玲音と咲哉。 (かなり 棒読みだけど) 『だろだろ~?』 『すごい、すごい』 『わー、すげーな』 (さらに棒読みだけど) 『だろだろー!』 ────ん? あれ? ケンカしてるのかと思ったけど なんか・・・楽しそう・・・? もしかして、これって・・ じゃれあってんのかな? 『おじさんなのに すご~い!』 『ああ !おじさんなのにな~』 『だから、おじさんって言うなって 言ってるだろうがぁぁぁーっ!!』 うん・・・楽しそう。 なんだ、心配して損した・・・!

ともだちにシェアしよう!