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なに言ってんの?
このままでは、ヤバい!
非常に ヤバいっっ!!
逃げなきゃ・・・・・っ!
逃げなきゃっっ!
( 自信はないけど )
『お、おい・・・・っ!離せ・・・・っ///』
気合いをいれて、体を捻る。
『・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・』
ん?反応なし?
俺に抱きついたまま動かない2人。
そして、まったく動けない俺。
( 予想どおり )
『お、おいっ!聞いてんの・・・っ!?』
『・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・』
反応がない。
動かない2人。
そして、やっぱり動けない俺。
いや、まあ これは予想どおりだから
いいんだけど(←いいのか?)
『・・・・・?おーい・・・・・』
『・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・』
反応しない。
なんだ?
どうした?
こんだけ反応ないと、だんだん心配になってくるんだけど。
『れお・・・?さくや・・・?』
『・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・』
・・・・・・・・??
『れお・・・・さく・・・・、わぁっ!』
呼び掛けていると、2人が同時に顔を上げて、俺の顔を覗き込んできた。
『あぁ・・・もう俺、ダメかも・・・みっきー・・・』
『あぁ・・・みー。俺もだ・・もうダメかも・・・・』
顔が上気して、目も潤んでいる。
ただ、残念なのは・・・尋常じゃない鼻息の荒らさ。
そのせいで、なんか・・・・変態ぽく見える。
いや、「ぽい」じゃなくて、変態だったっけ。
『・・・・な、なに・・・が・・・・・??』
何か、また良からぬ事を言われそうな予感に
襲われながらも、一応 聞いてみる。
玲音と咲哉は、俺の手を 両手で握りしめ
頬に擦り付けながら 言葉を絞り出す。
『みっきーが好きだから・・・無理矢理は
ダメだってガマンしてたんだけどぉぉ・・・・』
『そう。ちゃんと みーの気持ちを優先しようって思ってガマンしてたんだけど・・・・・っ』
『・・・・・・・・・は?』
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