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第8話 お泊り妖精
"泊まる"と決めて、カルティノに用意してもらったふわふわクッション。
俺は彼の枕の隣りに置かれたそれに包帯ぐるぐる状態で乗せられ、眠ったのだった……
―……が、なんと俺は夜中に……
「カルティノ……熱い……辛い……。こ、怖い……」
「熱が……? クラサ、俺が居る。大丈夫。大丈夫だ」
そう言うとカルティノはクッションの上から俺を……カルティノの胸の上に移動させた。
カルティノは上半身裸で寝ており、素肌の上に乗せられた俺は体温を求めて全身を擦り付けた。
熱で意識が朦朧として震えるのかフラッシュバックか何なのか、とにかくガタガタと身体が止まらない。
視界もいつもより暗く、かなり悪いし狭く感じる……。
包帯が汗でじっとりとしてきて、不快に思っていたらカルティノに全て取られて、俺は再び胸の上に乗せられた。
今度は直に感じる素肌同士の密着に、俺は嬉しくなり震えながら"ぺっとり"と甘えた。
翅を自分とカルティノの呼吸に合わせて揺らし、細かな妖精の粉がふわふわと煌く。
しばらくそうしていたら、カルティノから脱脂綿に薬を滲みこませた物を渡された。
でも……吸うのが上手くいかず、俺はそれをカルティノの肌の上に置いた。
すると脱脂綿から水分が抜け出し、俺はそれを追う為にカルティノの肌をペロペロ舐めた。
舐める位置を変えながら胸部を移動している俺を放置し、薬を自分の肌の上に垂らすカルティノ……冷たくないの?
だってたまに"ピクン"ってして、「……ッ」とか我慢している声……。
そして……
「―……ん、んちゅ……ちゅ……? ……ぁ――ちゅ、ちゅ……」
「!」
何……この突起……最初は柔らかかったのに……少し吸ったら固くなってもっと吸い易い形になった。
俺はいったん口から放し、それに再び吸い付いた。
そして、必死に何度もちゅうちゅうとしていたら……
「……クラサ……それなら、"薬"が上手く飲めるか?」
「……? うン……のめりゅ……」
「仕方が無い……」
「?」
小声でカルティノが何かを言ったが……よく聞き取れない……。
意識もガクガクして……上手く色々認識出来ない……。
困った俺の頭部をやんわり押して、カルティノはそれに唇を触れさせた。
俺は小さな舌を出してソコを舐めたら薬の味がして……またソレを舐めたり吸ったりして薬を摂取した。
「ちゅ、んちゅ、ちゅ……ちゅぷ、ちゅぷ……ちゅぅちゅぅ……。ぺろぺろ……ちゅぅちゅぅ……ちゅ、ちゅ……はぁ……は……」
「クラサ……吸うのをいったん止めろ。……薬を……塗るから。そしたらまた……吸え……」
「……ん……?」
俺はカルティノの言葉に、吸っていた突起を口から放した。
すると俺の口とそれを繋ぐ様に、銀の糸が……。
伸びるそれを唇に感じながら、俺は随分熱心に吸い付いていたのだと思った。
そしてカルティノは俺を移動させて、新しく薬を塗った部分を俺に近づけた。
新しく薬を塗られた、まだ柔らかい突起。
俺はそれを口に含んで、先程と同じく吸い付き舐めた。
するとこちらも柔らかいものから、固く尖りが強くなった。
それを"ちゅぅちゅぅ"と吸ったり舐めたりしながら、薬を取り込む。
俺はこの行為を……疲れて寝てしまうまで続けた。
―……そして翌朝、熱はすっかり下がったが……別な試練が俺を待ち構えていた……。
「指、こわぃッ! ……中に、薬は、要らないッ!」
「でもな、一応……ギガントの……が……接触してたし……。昨夜、熱も出ただろ?」
「~~~~ッ!!」
カルティノに言われて、俺は動揺と悔しさで涙が溢れた。
何とカルティノがアナル内部に薬を塗布すると言って来たのだ。
ギガントからの影響を考えて、必要じゃないかと譲らない……。
俺はそういった知識が全く無いから、カルティノに言われて恐怖したり、知恵熱出そうなくらい脳みそがグルグルしてる。
カルティノは俺を良くしてくれる。
優しく……治療してくれる。
……信じる。
俺は大好きなカルティノを信じる……!!
「だからな、クラサ、アナル……内部にも……薬を塗るからな?」
「う、うん……」
……俺は覚悟を決めて仰向けで脚を抱えて、カルティノに……アナルを晒した。
麺棒……では内部を傷つけてしまうかもしれないから駄目と言われて……。
小指の先に塗られた軟膏が俺のアナルに触れ、"ぷちゅ"と少し咥えさせられた。
……小指でも、俺には十分な太さだ……。
そして小指が動かされて、軟膏が俺のアナル内部に塗布される。
小指に広げられ、内部を押される違和感に、排除しようと自然と力が加わる。
しかし、その一方で俺のペニスが興奮し始めた。
緩く立ち上がり、桃色の先端が皮を押しのけて出て、窪みから透明な汁を腹に垂らし始めたのだ。
軟膏は何度か新しく盛られ、俺のアナル内部をゆっくり進む。
そして小指から……指がいつの間にか"中指"に変わり、俺は第二関節辺りまで……深くカルティノの指を飲み込んでいた。
……そこまで軟膏は要らないのでは?
しかし俺は熱い息を「はふはふ」と吐きながら、カルティノの指を……素直に受け入れた。
そしてカルティノの指が、俺の……『良い所』に触れて……
「ん、ぁッ……!?」
俺の声の質が変わった……。
自分でも分かる変化に、カルティノも気が付いたのだろう。
"ソコ"を執拗に触り始めたのだ。
「ぁん! んぁ、あ、ッ!! ぅぁん!」
カルティノの指が触れ、押したり撫でられたりされていく内に、俺の声は益々甘えている物に変化して腰も揺れてきた。
ペニスも反り返り、カルテイノに裏筋を晒し揺れに合わせて俺の腹を"ぺちぺち"打ち、先走りが腹を濡らす。
そして指がアナルを出入りする"ぐちゅぐちゅ"とした粘性の水音に煽られ、俺の二つのタマ袋が"きゅぅうん!"と上がり、竿部の中を熱いモノが上昇して……
―びゅッ……!! びゅる……びゅ、びゅー! びゅー! びゅー!!
「ぁ……は……ぁあぁぁあん!! だめぇ! カルティノ……、薬ッ……なのにぃ……俺、ごめっ……! ィ……イくっ……イくぅ!! ぁ、あ、ぁ、ああっ……ん、んっ! ンう!」
俺はカルティノの指で…………イった。
ギガントの時はアナルを弄られるのがとてもに、怖かったのに……。
俺はまだカルティノの指をアナルで締め、煌く妖精の粉を撒き散らしてイき痙攣しながら……何だかポワポワとした幸福感に包まれて涙を幾筋も流した。
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