24 / 115
怒れる狼 03
「なっ、......な、なんなんだよ!!!!」
背筋に悪寒が走り、理解が追いつかず一瞬フリーズ。
思わず大神の手を思いっきり払いのけた俺は訳も分からないまま一気に質問と文句をまくし立てた。
「.....ふぅーん、そーゆーこと言うんだ....?」
しばらく黙って聞いていたかと思えばそこには張り付けた様な笑顔。
あ、ヤバイ。と頭が警鐘を鳴らしたその瞬間。
気づけば俺の視界は反転していた。
ともだちにシェアしよう!