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狼の獲物 05(R18)
「.....へぇ......みーっけた」
一段と大きく跳ねた身体を見た大神は一瞬驚いた顔をしたがニヤリと顔を歪めた。
そして集中的に1箇所を狙いだす。
「あッ、ぁあッ!そ、こゃ...ああッ!!だ、めッ...ゃあッ!」
「.....イっちまえ」
「ゃ、ぁあッ!!....ひッ、ぁッ、——~~~ッ!!!」
「.....ぅっ、ん.....ッ」
強烈な刺激が脳を揺さぶり、堪えきれなかった欲が弾け飛ぶ。
ビクビクと溜まりに溜まった欲を絞り出すと同時に身体の中に暖かさが広がり、大神もイったのだと理解した。
ずっと堪えてきた濃厚な精液が辺りを汚し、恥ずかしさに耳から首まで真っ赤になってるのが自分でも分かる。
イった.....
ついにイってしまった。
男に無理やり犯されて感じてイかされた。
その事実を実感してジワッと涙が目に溜まる。
「....無理やり犯されて大嫌いな男のちんぽでイかされた気分はどう?煌くん」
「.....どうもこうもあるか、最悪な気分だ」
「そう。それは犯し甲斐があるね」
「.....悪趣味」
「そりゃどーも」
「なんも褒めてねぇよ!!!」
全く会話になってない会話にどっと疲れる。
どんな解釈したらそうなる。
人の話聞いてなさすぎるだろ。
腕を縛られていたネクタイが解かれ、やっと終わったのだと安堵したら一気に身体の力が抜けた。
「......約束、覚えてるだろうな」
そんな目に見えて力が抜け安堵した様子の俺を見ていた大神が口を開く。
忘れたとは言わせない、と。
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