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変化の兆し 04(R18)

キスされて。 舐められて。 触れられて。 吸われて。 それだけで反応しまくる身体は、気持ちとは裏腹にとても素直にぐちゃぐちゃ。 「......何、考え事?随分と余裕だな」 自分の気持ちを認められずにモヤモヤ考えてたら不服そうに睨まれた。 かと思ったらニヤッと三日月状に細まる大神の目と口元。 ....嫌な......予感。 ものすごーく嫌な予感....... 「余裕なんか持てなくしてやるよ.....なぁ?煌」 「....は?お前、何を.....て、 ....ちょ、ま、待て...っ、ぁッ、...ゃぁあッ!!」 自分の名を呼ぶ妖艶なその低音にゾクッと身体の芯が震える。 揶揄う時にしか呼ばなかった下の名前。 普段は苗字とか君とかお前呼び。 こんな呼ばれ方、俺は知らない。 主張しかけているそれが温かい手で包まれる。 ぐちゅ、と卑猥な音が耳に届き、カッと顔が熱を帯びた。 「......勃ちかけてんじゃん。しかももうぐっちゃぐちゃ。あれだけで感じてたんだ?」 「ぁあッ、さわ、っな...んッ、ぁ....ッ!」 嫌という程感じる、大神の手。 先走りを潤滑油がわりにグチュグチュと扱かれ、すでにぐちゃぐちゃなそこはさらに滲み出る液体で周囲を汚す。 「嫌がってても身体は素直だな。襲われてんのに感じて、女みたいに声出して、やらしい液で汚しちゃってさ。 ねぇ...煌、分かる?」 「黙、れ...ぅあッ、..名前、呼ぶな...っ...んゃッ、 ...ぁ、ぁあ゛ッ、....クソ、がっ...!」 「ほんとムカつくなぁ、その生意気な態度。 何?煽ってんの?もっと後悔したいの?」 「なわけあるか...!!っざけんな!!!!」 「さすがド淫乱」と馬鹿にされて思いっきり睨みつける。 しかしそれが癪に障ったらしい。 「ほんとクソ餓鬼.....それはそれで苛めがいがあるけど」 「....ぁ、やッやめっ、マジで!やめろ、くそったれ!!」 おもむろに一度俺の上から退いたと思ったらグイッと思い切り膝が開かれる。 そして俺が膝を閉じれないよう、膝の間に座り直す。 「退け!てかマジマジと見んじゃねーよ! この変態!スケベ!エロオオカミ!!!」 明るく部屋を照らすライトの下。 大事な部分が丸見えになる。 恥ずかしいを通り越してもはや何の感情が分からない。 言うこと聞かないからって嫌がらせの域を超えてやがる。 式典に出させるために普通ここまでするか??!? まじで頭おかしいだろ、こいつ.....っ。 何を好き好んで、よりによってこんなやつに曝け出さなければならない....!!!! 「お前....まだそんな暴言吐くとか、バカなの?」 変態。 スケベ。 エロオオカミ。 思いつく限りの悪口三連発。 大神は眉を潜め、低い声で呟いた。 「あ゛?俺はバカじゃないっ!! お前がさっさと止めれば全ての事が済むんだよ...!!!」 「はーいはい、分かった分かった。うるさいよ。 ....喚いても何も止める気ねーから安心しろ」 「分かったなら早く止め....って、おい! 何して.....っ!は、離せっ!」 やっと諦めて解放してくれるのか!と目を輝かせた俺とは反対に更に一段と声のトーンが低くなる大神。 そして俺の膝裏に手を入れ持ち上げて言い放つ。 「いい声で啼けよ......煌」

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