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第6話
お店が終わってクマさんのお家に着くと、正直ドン引きした。
「クマさんご家族は?」
「あぁ、両親は森の暮らしが好きだと言ってここへは来ないな。」
森のクマさん?
「弟達は伴侶を見つけてそれぞれ暮らしている。」
「こんなに広いお家で1人ですか?」
「使用人はいるが、まぁ1人だ。」
そんなの寂しすぎるよ!
だって家というよりお屋敷だよ!?
思わずクマさんの腕をギュッと抱きしめてしまった。クマさんは不思議そうな顔で僕を見つめていた。
「…ユキ…いや、ミ、ツだったか?」
「あ、マスターのお店ではミッツと呼ばれてるけど、本当の名前は|光雪《みつゆき》だからミッツもユキも本名なんです。」
「みちゅ…ちゅ…?」
ぐふぅ!! クマさんがかみかみ! 可愛い!!
「つながると言い辛いでしょう?お店以外では呼びやすいので良いですよ。」
「あぁ。では私はミツと呼ばせてもらおうか。」
クマだけにミツが好き?
夕飯は食べてきたけど少しで良いから、とクマさんの部屋で晩酌に付き合った。お酒も甘くて美味しい。
「楽しかった。ありがとう、風呂の用意ができているから使ってくれ。」
お風呂!
ワクワクしてお風呂に行くと猫足のバスタブにシャワーというバスルームだった。
気持ちいい。
「ありがとうございました!さっぱりした〜♡」
「っそ!そうか。それは良かった。」
「お先にすみません。」
「客間に案内させるからゆっくり休んでくれ。」
「…っは!一緒に寝るわけじゃないんですね?」
一緒に寝る気満々だったけど。
でも僕、寝相が悪いから一緒に寝ない方が良いかも…
「一緒に寝てくれるのか?」
「えっと、家族といる頃からずっと誰かと一緒なのでそれが当たり前で…でも寝相が悪いので迷惑かけちゃうかも知れないんです。」
「ふっ…ミツになら乗られても蹴られてもダメージなんて無いだろう。」
…うん。
そう言うのなら大丈夫だよ。でもセクハラしちゃうかも知れないんだよなぁ。
「嫌なことは嫌だと言って下さいね。気をつけますから。」
「大丈夫だ。すぐに戻る。」
クマさんはお風呂に入った。
僕はお酒を飲んでいたソファで寛いでいたら寝落ちしてしまっていた。
そして当然、ベッドに運ばれ、クマさんの雄っぱいに顔を埋めて寝ていた。
もふもふ…あったかい…
「ぅあっ!…く……」
ん?
「………おはようございます…」
「ミツ、の…寝相の悪さと言うのは…」
「ごっ!!ごめんなさい!!」
寝ぼけて雄っぱい揉んでたー!!
もふもふ雄っぱいに頬ずりして揉んで乳首くすぐって…下の方がガッチガチなのは生理現象じゃなくて僕のせいだよね?
「いや…構わない…」
「これ、苦しいですよね。」
「苦しくないと言えば嘘だな。」
顔色を伺いながら下腹部に手を伸ばすと、クマさんは僕の手が近づくのを期待を込めた目で見つめる。下着を押し上げる堅い熱杭。自分の手の中で張り詰めるそれに興奮する。
「…ぁ、クマさん、熱い…」
「ヒノワだ。」
「ヒノワ…?」
「私の名はヒノワだ。」
ああ言う店だから何となく名前を聞いてこなかったけど、名乗ってもらえて嬉しい。
「ヒノワさん…かわいい…」
「!!!!」
鎖骨にちゅっと吸い付いて親指で鈴口を刺激すればビクビクと痙攣して熱い飛沫で下着が濡れる。
「ミツ!!」
「えっ!?」
仰向けに転がされ、すでに硬くなっているそこを下着越しに舐められて快感が蓄積する。でも足りない…
「クマさ…ヒノワさん、これ、取って良い?」
直接的な刺激が欲しくて邪魔な布をずらして取り去った。ヒノワさんの喉がごくりと鳴った。
くちゅっ…ぢゅっ…ちゅぷっ…
「あぁんっ!あっ…気持ちいっ…あっ、あっ、あっ…んんんんっ!!」
仰け反って腰を押し付け、全身が硬直した。
弛緩しつつぴくぴくと震える身体をベッドに預けて呼吸を整える。
「…あ!ご、ごめんなさい!!口に…」
ごくっ
「飲んじゃったの!?」
「…ダメだったのか?」
「ダメでしょう!?普通ダメでしょう!!」
「…初めてか?」
「あぅぅ…ち…違う、けど…」
「みんな飲みたがるんじゃないか?」
「うぅ…そうなんです。
汚いからダメって言うのに聞いてくれなくて…」
「ミツのなら汚くないからだろう。美味いしな。」
「ひやぁぁぁん!首筋ダメぇ…あん!ちくびも腰も…やぁ!力が抜けちゃうよぅ…」
「ふふふ…立場が逆転するのも楽しいな。」
いつも良いように触りまくってイかせてるのに、自分がされると恥ずかしくて泣きそう。感じやすい身体って恥ずかしい。
それにしてもヒノワさんの舌、気持ち良すぎる…
お返しにお返ししてさらに返されて…これはヤバい。
快楽で堕とされる…
後日、話し合いの結果ローテーションにヒノワさんも入る事になった。
理由はヒノワさんちに泊った後、僕が発情期のような状態になってしまってみんなが喜び、功労者として仲間に入れる事になったんだそうだ。
えーっと…
意味が分からない。
あげく部屋が余っていると言われ、僕のために温泉引いて露天風呂作ってもらっちゃったりしたら住むよね!当然だよね!!
タチバナさん達も一緒だよ!
料理番さんは僕のためにマスターの味付けを覚えてくれて、「さわれる夢」の日に作ってくれる。他の日は料理番さんの味付けだよ。こっちも美味しいよ!
ヒノワさんがハーレムの環境を整えてリーダーに止まってもらう、って言うんだけど何の習性?
美味しい食事とハーレムと温泉三昧。
可愛がられて、可愛がって、チョロインな僕の快楽堕ち物語。
神様、こんな素敵な世界を作ってくれて、ありがとーーーーーー!!
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