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第81話

「まったく、圭史は自分だけ長く楽しみ過ぎだろ」 「悪い悪い。  代わるから幸人も楽しめよ。  どうせまだしばらく時間かかるんだろ」 「たぶんね。  ……ん、これでよし、と。  おいで、玲。  今度は俺がかわいがってやるよ」 そう言って手に持っていたスマホをカウンターに置いた幸人さんに手を引っ張られ、後ろから一気に貫かれる。 「あああっ!」 「……くっ。  玲、お前相変わらず良すぎだろ」 「なに、幸人、もうイキそうになった?」 からかうような圭史さんの言葉に、幸人さんは笑いながら答える。 「まさか。  心配するなよ、玲。  圭史よりももっと楽しませてやるからな」 「ふふっ、どうだか。  ねえ、玲。  幸人が頼りないから、俺のもまた使えるようにしておいた方がいいと思うよ?」 そう言うと圭史さんはカウンターの上に腰かけて、さっきまで僕の中を掻き回していた、萎えても十分な大きさがあるモノを僕に見せつけた。

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