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第33話

午後から新谷君の姿が見えない、急遽同行して貰うのに持っていく資料もあるだろう、手伝わないといけないかもしれない。 的場さんやら何やらモヤモヤした気持ちは一先ず頭から追い出して、新谷くんのスマフォに連絡をした。 呼び出し音が鳴った途端に、 『 帷さん!』 という新谷君の声が耳に届いた。

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