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第148話

今日は完璧だ 前もって、作り方を調べといたし 麺つゆはちゃんと分量を計ったから、 普通に旨い かまぼこは薄く切ればいいのか? 何枚くらい? ライトは、かまぼこ好きだから、 いっぱい入ってた方が喜ぶよな かまぼこをうどんの上にたくさん乗せた 「ぶっ、あは……はははっ」 うどんを見た途端、ライトは爆笑してる 「急にどうした。何がおかしい」 「ははっ!だって!くっくっく。 このかまぼこ!入れすぎだろ……ふっ」 すげー笑ってるな 楽しそうだ 「旨いだろ?」 「旨いけど(笑) こんなに下が見えなくなるくらい…… 入れなくても……ふ、ははっ」 ライト、笑いすぎて涙、出てる 「ライト、笑いすぎ」 つられて俺も笑った その瞬間、ライトの頬がカァッと赤くなる  「何、赤くなってんの?」 「別に…………」 ライト、照れてる…………? …………赤い顔 うっかり、キュンとしてしまいそうになる ジッと見てたら、 ライトはますます赤くなった チラッと俺を見ては、 困ったみたいに下を向く ふ……可愛すぎ 思わず、笑ってしまう ピロン ライトがスマホを確認する 「ルイト、やっぱり泊まりだって」 「そうか」 「吹雪」 そっと、袖を掴まれた 「ん?」 「泊まっていって」 赤い顔して、少し、不安げに、聞いてきた 「……いいよ」 ライトは嬉しそうな顔して抱きついてきた エアコンの風で、ライトの髪が揺れる なんで抱きつくんだよ………… お前は、甘えん坊か そんな嬉しそうな顔をして…… …………勘違いしそうになるだろ

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