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第16話
寝室に行くと、吹雪はパッとシャツを
脱ぎ捨てた
無駄がなく、引き締まった体
ボーッと見てたら、また笑われた
「来いよ。ライト」
色気があふれる吹雪に近付く
吹雪の首を引き寄せて、俺からキスをした
吹雪…………
好きだよ。大好き………
髪をスルッと撫でられる
…………キスしてるだけで、幸せ
吹雪は、俺の後ろに手を伸ばしてきた
「い、イキナリかよ」
「お前だって、早く、奥まで、
挿れて欲しいくせに」
耳元で囁かれて、甘く、体が疼く
「……ん………吹雪……」
「なぁ、ライト。
俺の事、虐めて、って言ってみろ」
「いっ、嫌だ!いじめるなよ………」
「それは…………
それで、なかなかいいな…………」
「お前、目が怖い!」
「可愛く言えたら、抱いてやる」
そんなの言えない………
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