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第20話
キスしながらすると、気持ちいい
とろけるような甘いキス
頭がボッーとして、痺れるみたいな感覚
「ふぶ……きぃ…………あ、
アァッ………んんっ!」
奥まで突かれながら、激しいキスをされたら
堪んない…………
ネットで調べた時には、
男同士でやるのは痛い、苦痛、
受けが我慢して、
初めて成り立つみたいな事が書いてあって、
その覚悟をしていた
挿れる時は少し痛かったけど、こんなに
気持ちいいなんて…………
「おい!やってる時に考え事か!?」
「ち、違うよ!やっ…………はぁっ……
お前の事、あぁっ!……考え、てた……」
こんなに激しく出し入れされながら、
普通に会話とか、無理!!
「…………なんだよ」
「H、ぅ、んっ…………上手、いなって、ハッ……
……やっ……ァ……思っ…………てただけ」
「ふーん?俺も意外だったよ。
お前が、こんなに、やらしいなんてな」
「……やら、やらしくっ……な……アァッ!!
そこ!……だめっ!嫌ッ………」
「ここ?まだ二回目なのに、
後ろに突っ込まれてよがって、
どうしようもない変態だな!」
そうじゃない
だって、お前だから……
「あっ、あっ!やだぁ……ん、ハッ……」
「前、触ってないのに、どうして、
そんなエロい声、出してんだよ!」
お前が好きだからだよ……
「い…………イクッ!……いっ……ちゃう!!」
「後ろだけでイかせてやる!!
…………可愛く、啼けよ?」
ガンガン腰を振られ、目の前が霞む
吹雪、余裕のない顔してる
嬉しい……
好きだよ………吹雪…………
「……あ、アァッ……ん、アァッーー」
激しい挿送に耐えられず、白濁をこぼした
同時に中に熱いものが注ぎ込まれて、
歓喜で体が震える
意識が遠のく中、吹雪がキスしてくれて、
幸せで目を閉じた
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