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第70話
吹雪は黒いパーカーを脱いで渡してきた
「それで口押さえろよ」
ギュッとパーカーを握る
…………これ、すげー吹雪の匂いする
「声出すなよ?」
思いっきり体を揺さぶられる
無理!!
大声でそう!!
「……ん……んっ!ふ……っ……」
いくら鍵がかかってても大声を出したら、
廊下まで声が響く
グッとパーカーを口に押さえ、我慢する
「……っ……はぁ、はぁっ…………」
むせ返るような甘い甘い香り
吹雪の……
激しい挿送を繰り返されながら、
体の奥から感じる快感に耐える
「……んんっ!……ハッ……ふ、吹……雪……」
パーカーからは吹雪の香水の匂いがして、
頭がクラクラする
「あっ……だめ!……いっちゃう……」
「じゃあ、おねだりしろ」
「…………ぅ、んんっ!吹雪……
……あ、やっ…………キスして!いかせて!」
吹雪は俺からパーカーを取り上げると
キスしながら、激しく出し入れしてきた
好き……
吹雪、大好き…………
堪んない…………!
吹雪……
「んあっ!ふ、ぶ……ん、はぁっ……
……っ……っ……んんーー!!」
二人で果てると幸せ
目が合ってキスをした
気持ちが溢れそう…………
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