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第114話

そのまま、ライトの家に行った 鍵を開ける手が震えてる…… あまりのライトの緊張に、 こっちまで変な気分になる 極度の緊張に怯えてるライト そこまでして、 関係を持たなきゃいけないのか? 「……お前、男とやった事ある?」 ライトが恐る恐る聞いてきた 「一応。心配しなくても、5……6人位、 経験あるから、そこまで、痛い思いは させねーと思う。 お前は初めてっぽいよな」 ライトは普段、クールな奴だ いつも、しっかりしてて落ち着いてる ルイトとは違って、 あまり感情を表に出す事はなかった そのライトの驚くほどの動揺 物凄い緊張 少し心配になる位…… 「…………悪いかよ」 泣きそうな顔 「俺でいいの?初めての相手」 「……先生じゃなければ、誰でもいい……」 そんなに嵐が好きなのか…… 「お前が嵐のこと、好きだなんて、 気が付かなかったな」 「…………」 俺の気持ちがバレてたのにも、 ビックリしたけど、 お前が嵐を好きなんて本当に驚いた 「じゃ、一緒に風呂に行こう。 準備の仕方を教えてやる」 「い、いいよ!準備くらい一人で出来る。 行ってくるから待ってて」 そう言って、風呂に行ったライトを、 寝室でボンヤリ待った …………好きだったよ。ルイト 『恋人になれた』と、 笑顔で報告してくれたルイトの顔を 思い出すと胸が痛む お前とそっくりのライトを抱く俺は、 最低だろうか……? どう思われてもいい 今は何も考えたくないんだ

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