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-夏- 「あれも食いたい!あとイカ焼きにかき氷!」 「どんだけ食うんだよ」 「夏祭りって年に一度しかないんだよ!満喫しなきゃ損だろ!」 「はいはい」 屋台で買った食べ物やら景品やらを両手に持ちながら辺りをキョロキョロするこいつを見てるだけで幸せな気持ちになる。こいつが楽しんでるなら俺も楽しいけどちょっと俺を無視しすぎじゃないか。 「あ!花火!花火始まった!」 「おい」 「あ…」 大はしゃぎするこいつの腕を取って振り向きざまにキスしてやった。途端に俺を意識したこいつの顔が暗がりでもわかるくらい真っ赤になって嬉しくなった。

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