82 / 214

第1章第82話

暁side そのまま口付けは深くなり大和の舌が 僕の口内へ侵入しくちゅりと やらしい音を立て舌が絡まり ちゅるっと吸われると 僕の背筋はゾクゾクし身体が跳た。 「んっん……はっんっ……ん」 角度を変えつつ上顎を舌先で 舐めあげられると 僕は思わず下半身を 大和の太腿に擦りつけ 腰をくねらせる。 「……あ……きの、もうこんな」 ちゅると口付けが解かれ糸を引きながら 大和が厭らしい目つきで囁くと 下着越しから指で形を辿り 先端を腹の指で擦りあげてくる。 「あっ……んっん」 たったそれだけなのに 僕はブルッと身体を震わせ 甘い声を漏らした。 「暁……の、舐めていい?」 大和の一言に僕の顔は 一瞬で真っ赤に火照り、 思わず大和の腕に顔を埋めてみれば 大和はクスクス笑いながら 「嫌?」 そう一言口にする。 僕はフルフル首を横に振り 「……し、て」 嫌な訳ない……。 恥ずかしそうに答えると、 大和は優しく微笑み 下着をスルリと脱がして 僕の下半身に顔を埋めた。

ともだちにシェアしよう!