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第1章第81話

あまりに旨いから俺は あっという間に完食し 片付けは自ら行った。 暁も暫くして食べ終わる。 「暁ご馳走様」 そう言って軽くキスをする。 「喜んでもらえて良かった」 俺達は額をくっつけクスクスと笑い合う。 そう言えば……大事な事を訊いてない。 「あ、あのさ暁……」 暁は俺の膝の間に座り込み 肩に頭を添えてこちらを見てる。 「あ、暁って……その……男が好きなの?」 「へ?」 ビックリした顔で起き上がると ポカンとした顔を見せる。 「い、いや俺男だしさ…… 会った時にって一瞬だったし」 と、俺の問に暁はクスクス笑い出して 「やだ大和、僕はノンケだよ? 可愛い女の子好きだもん」 「で、でも」 「男は大和が初めてだよ? エッチも大和だけ」 笑っていた顔が真剣な眼差しに変わり 俺はドキッとしてましう。 「本当になにもかも 大和が初めてだよ信じて?」 暁はそう口にすると俺の首に腕を回し 暁から熱いキスをくれた。 あ、もう理性飛びっぱなし。

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