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第2章第30話

僕は硬いペニスを 内部に感じながら 自ら動き出す。 「んっ……ぁっ……んぅ」 「くっ…………」 腰を振る度に 大和は色っぽく顔を歪ませ、 はぁ……はぁ……と 呼吸を乱した。 「や……ま……とも……動いて」 僕は長い髪を振り乱し、 衣装はぐちゃぐちゃ。 我を忘れてお強請りすると、 大和も僕の腰を掴み、 腰を落とした瞬間に 激しく突き上げてきた。 「ぁっ……はぁんっ……ぁあァ……あ」 膝から崩れ落ちないように、 僕は彼の首に腕を絡みつけると、 大和は少し笑って 唇を激しく貪り、 ゆっくりと首筋から 胸元へと舌を這わせた。 「あんっ……ぁあァ……ひゃ」 僕の内部は激しく水音を立て、 ペニスには、大和の 長い指が絡まってびしょ濡れ。 「あ……きっ……ほら」 「ひゃ……ん……ぁあああ」 もう……だめ! 僕は思わず限界を告げる。 「イく……ぁあ」 僕が背中を仰け反らせ 身を震わせると、 目の前の顔は悪戯っぽく 微笑んだ瞬間、ペニスに 絡みついた長い指で キュッと締め付けられると 僕はイくことが叶わず……。 「やっ……ん……」 ついつい漏れた言葉と共に 不満そうな目線で 大和を睨みつけた。

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