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第24話

寛いでいると6限目の終を知らせるチャイムが鳴った。 鈴華『さすがに帰りのSHRは出ないと先生うるさいしね。』 春臣『あぁ…あいつド変態だよな。』 ド変態って笑 鈴華『本当だよね。』 2人で教室に戻ると全員が真っ赤な顔でこちらを見てきた。 『…お前ら、(会ったばっかりでヤるの)早くね?』 鈴華『え?(帰ってくるのが)遅いじゃん。』 2限もサボったんだよ? 慎『そうじゃなくて、皆ヤッた後だと思ってんの。』 春臣『ヤっても良かったのか?』 慎『鈴華がいいなら問題ないと思うけど。』 そんな皆の話に理解が追いついていなかった鈴華。 鈴華『………え?!/////違うよ!!お昼に屋上行ったら2人で寝ちゃってただけだもん。』 『やっぱりネたんじゃねぇか!』 鈴華『違う!睡眠の話。』 『あぁー。』 春臣『残念だけどまだヤってねぇよ。』 鈴華『残念ってなんだよ!/////』 慎『とうとう鈴にも相手が…。』 鈴華『シンシンのばかぁ!!』 入り口付近で騒いでいると体がふわっと持ち上がった。 鈴華『うぇっ?!!』 担任『サボリについて堂々と叫ぶな。』 どうやら先生に持ち上げられたらしい。 慎『セクハラ教師。』 担任『おい、犯すぞ。』 そんな俺を持ったままの担任に春臣が言う。 春臣『早く離して俺にください。』 少し声にドスが聞いている。 担任『おい担任を脅すな。』 そう言いながらも俺を下ろしてくれた。 そんなこんなでSHRが始まった。

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