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第94話
肉コーナーへ着くと、肉を真剣に見比べている春臣が居た。
鈴華『卵持ってきた。』
春臣『おう、ありがとな。』
頭を軽く撫でられ、肉も決めたようでカゴに入れていた。
春臣『何か菓子とかデザート買うか?』
鈴華『いいの?』
春臣『いいよ。』
鈴華『買いたい!』
春臣『くくっ、じゃあ見に行くか。』
二人でデザートコーナーへ向かう。
今日は春臣がよく笑ってくれる日なのか…?
ものすごいドキドキするんだけど。
そんなことを考えていれば、あっという間に着く。
鈴華『わぁっ、わらび餅ある…ぁ!このタルトケーキ美味しそう!』
ベッタリと張り付き、ニマニマしてしまう。
どちらにしようか唸っていると両方入れてくれる。
春臣『2つとも買うか。
食べて余したら俺が食ってやるし。』
鈴華『本当?!!ありがとう!』
甘いものにテンションが上がる。
それからレジへ行き、支払いを済ませた。
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