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第96話

家に着いてから自然に離れていく手が寂しかった。 それからは春臣は買い物したものを冷蔵庫にしまう。 春臣『俺が作ってる間、俺のベッドで少しでも休め。 寝れなくてもいいから目を休めろよ?』 全く睡眠を取れていない俺に言った。 鈴華『いいの…?』 春臣『あぁ、何かあれば呼べよ?出来たら部屋に行くから。』 鈴華『分かった、ありがとう。』 返事をしてから春臣の部屋へ行き、ベッドへ寝転ぶ。 1人でだから眠れはしないけど、落ち着く。 春臣のにおいがするからだろうな。 だが、安心する一方で凄く胸がドキドキとした。

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