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第107話

それからは春臣の股の間に座らされ、大人しく髪の毛を乾かされていた。 ブォオ…とドライヤーを当てながら髪の毛を手ぐしで梳かしながら乾かす春臣。 春臣のゴツゴツした手が心地好くて目を細めて浸った。 春臣『熱くないか?』 鈴華『ん…きもちい、…』 声をかけられ思わず素直に口から出たが、よく考えると恥ずかしすぎる!!!!! そんな俺にクスクスと笑った。 それから暫く続いて、乾かし終わった。 春臣『終わり。』 鈴華『ありがとう…』 お礼を言うと一気に赤くなるようなことを言われた。 春臣『さっきの、きもちいってエロかったな。』 何言って…!! 鈴華『っエロくないッ!!!////』 普通に恥ずかしすぎる。 笑いながらドライヤーを戻しに行った春臣。 先程ずっと触られていた髪の毛に触れる。 心地良さを思い出して口元がニヤけそうになるのを抑えた。

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