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第108話

未だに顔がふにゃふにゃした状態から戻らない俺。 春臣『何嬉しそうな顔してんだよ、襲うぞ。』 そう言いながら、いつの間に帰ってきたのか…隣に腰を下ろした。 鈴華『襲っ……ぅう///』 こんな反応の俺に頭を撫でてくれた。 春臣『体調は大丈夫そうか?』 先程とは打って変わって、体の心配をしてくれた。 体調…? あぁ、最近寝れなかったから悪かったんだっけか。 でもそんな事、こんな状況が初めてで忘れてた。 鈴華『全然元気。』 春臣『そうか、顔色も良くなってきたしな。』 体の心配なんてしてもらったの慎以外には初めてで胸が暖かくなる。 鈴華『その…ありがとう。』 照れ隠しで素っ気なくはなったけど、心の底から感謝してるから。 伝わって欲しいと思って目を見ると春臣は固まった。

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