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第116話
それから準備を終わらせ、二人で登校する。
周りの同じ学校の生徒は俺たちを見てニヤついていた。
『やっぱりあの相川も人のものになっちまったかー。』
あのってなんだよ。
『密かに狙ってたのに 。』
はっ?てか誰だよ。
『おまっ、狙ってたってどう落とそうとしてたんだよ。』
『推したら絆されてくれそうじゃね?』
絆されてって…
『あー、わかる。』
いや、なにがわかるんだよ。
思わず脳内でツッコンでしまった。
鈴華『はぁ…おみ、俺トイレ行くからじゃあね。』
居心地もすごく悪くなってしまった為、トイレに避難する事にした。
春臣『…あぁ。』
今の間、なんだろう。
すごく気になる…
そう思って春臣を見てみるが、そのまま先に教室へ行ってしまった。
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