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だから僕は奴隷(-_-;)-5
高校二年生の二階堂宇佐・鏑耶麻音はおばか学校に通うおばかヤンキーだ。
「せんせー。問題文の漢字が読めねー」
舌ピアスに黒マニキュア、小さい頃から読書が嫌いで頭を使うゲームも苦手なのに眼鏡ヤンキーの宇佐。
「体育さぼろっかな、俺のうるつやさら髪がボサボサになんの、耐えらんなーい」
手櫛や枝毛チェックに夢中で教科書のページを一度だって捲らない、長めの髪をいつも女子風にアレンジしているチャラヤンキーの耶麻音。
頭のゆるーいコな二人、休み時間の教室で。
ゴトリ
「宇佐ぴょんが学校にバイブ持ってきてるっっ」
「太ッ!デカッ!」
「すごーい、ナマで初めて見たぁ」
一頻り騒いですぐに飽きて散って行ったクラスメート、宇佐は別に何とも思わず、耶麻音は机に置かれた黒光りするソレを手に取って繁々と見回した。
「コレ、どーすんの」
「猛烈マグナム将軍」
「あ、そんな名前なの? で、マグナムくん、どーしちゃうの」
「マグナムくん、緋人のケツに突撃してもらいマース」
「マグナムくん、緋人の処女奪っちゃうの? えげつな。あ、これがスイッチ?」
周りにいたクラスメートはげらげら笑い、宇佐はにんまり、耶麻音は猛烈スイングにタハハと苦笑い。
「緋人のおしり爆死すんじゃない?」
「(-_-;)」
放課後、ギャルが住んでいそうなデーハーインテリアが派手目立つ宇佐の別宅にて。
猛烈マグナム将軍ことマグナムくんとご対面した嵯峨野緋人。
ぐちゃぐちゃなベッドの上、ぱりっと制服を身につけた緋人を挟み込んだ、だるだる制服姿の宇佐と耶麻音。
「ゴラぁ、男だろーが、潔く正々堂々マグナムくんと対決しやがれ」
「緋人の処女、奪っちゃうんだもん、やっぱこれくらいの品格ないとねー」
「ローションだって用意してんだからな」
「ちなみに処女喪失動画バッチリ頂いちゃいまーす」
二人してスマホを片手にスタンバイ、抜かりない。
ウキウキすけべな眼差しを浴びる中、ぶっといでっかいバイブのマグナムくんを手にした緋人は、ぽつりと言う。
「これ……どうやって使用するんですか」
「は?」
「おしりにぐいぐい突っ込んじゃえばいーの」
「……?」
「お前頭いーんだろ? マグナムくんぐらいさくさく使いこなせよなぁ?」
「……ごめんなさい(-_-;)」
「じゃー耶麻音、オラ、手本見せてやれよ」
「あ? 俺? わかったー、って、なんで俺? マグナムくんの飼い主、お前でしょ?」
「飼ってねーよッ買ったんだよッネットでカートにいれたんだよッ」
「ほらほら、まずお口で濡らさないとねー」
「んぶぶぶぶッ!? うぇッ、げほッ、てめッ、クソねずみがッッ!」
「うわ、お口でいっぱいいっぱいじゃん、クソぴょんちゃんのゆるがば穴でも裂けちゃうかもねー」
「ころすッッ」
マグナムくんで頬をぐりぐりぐりぐりされて怒り狂う宇佐、自慢の髪をわしっと掴まれて不愉快そうに笑う耶麻音。
「ジャンケンで決める? 今回は負けた方が緋人にお手本、見せんの」
「いーじゃねぇか、マグナムくんでクソねずみのブスケツ、爆死させてやんよ」
「クソぴょん肉便器ちゃんの淫乱おしり破壊ヨロシクね、マグナムくん」
聞くに堪えないきちゃない言い争いを止めようと緋人は思わず声を上げる。
「……最初はグー」
「「ッ……じゃんけんぽん!」」
さて勝敗は。
「ふぎぃぃぃぃッッッ」
負けた宇佐、上はだるだる制服、下はすっぽんぽん、そのエロ尻には……マグナムくんが突撃中だ。
はんぱねーサイズの黒光りバイブレーターがローション塗れのアナルにずっぽしINしている。
デカ亀頭を模した先端はぐりんぐりんぐるんぐるんフルスイング、ナカが豪快に掻き回される。
長さも太さも他バイブを越えるマグナムくんで自らを犯す宇佐、実のところ、初めてのオモチャ使用にド興奮していて。
「うはぁぁぁぁ……っっマグナムくん、すっっげぇ……っっケツ奥でウィンウィンしてる、ぅ……っっ」
自分で取っ手を掴んで上下させ、貪欲にGスポットを探し回り、見つけるや否や夢中で猛スイング刺激を貪る。
十代ペニスはとっくにビンビンだ。
「あーーーっ……マグナムくん、ずっとウィンウィンしてぅぅぅ……っっ」
「ほら見てよ、緋人、宇佐、バイブと浮気してるよー? 信じらんないよねー」
「……痛くないの?」
「痛くないんだってーむしろイイんだってー、さすが肉便器ちゃん」
はっと我に返る宇佐。
横を睨みつければ、キョトンしている緋人の腕にしがみついてニヤニヤしている耶麻音と目が合う。
その手にはスマホが。
「ッッあ!! てめッ撮ってんじゃねーよッッ!?」
「ほらほら、ダブルピースして。アヘ顔して。クソぴょんちゃーん?」
「くっそ……ッ!」
腹が立つ、しかしマグナムくんの猛スイング攻めを手放すのは惜しく、キョトン顔で自分を見下ろす緋人に無性にウズウズムズムズして。
「ん、緋人ぉ……チンコぉ……チンコちょーだぃ……?」
マグナムくんをアナルに咥え込みつつ、片手で器用に緋人の股間部分のみ制服を寛げ、奴隷ペニスを迷わずぱっくん。
「んぶぶぶぶ……っんぶっんぶっんぶっんぶぅぅ……ちゅぱちゅぱっ……ン、マグナムくんにヤられながらしゃぶる緋人のチンコ、激ウマッッ……ちゅっちゅっ……んーーーーっ……緋人ぉ……もっとカウパーだせぇぇ……っ」
「ほらー、ピースちょーだいよ、肉便器ちゃん?」
「うるせッッ黙れッックソねずみッッ」
宇佐の舌ピがカリ首やら裏筋にコリコリ当たって発汗発熱を強いられる緋人。
そんな生涯奴隷くんの背中に絡みついて、赤くなった耳たぶをかじりつつ、バイブ遊びとフェラに夢中になる宇佐をスマホで撮り続ける耶麻音。
「視線こっちちょーだい?」
苛立ちがピークに達した宇佐。
名残惜しいものの引き摺り抜いたマグナムくんを、強引に、ベッドに押し倒した耶麻音のアナルへ。
「ひッッ!この鬼畜ッ、まだぜんっぜん、うぁぁッ、慣らしてなッ、ひッ!」
「うるせー慣らす準備もクソもあるか……まー品格ぱねぇマグナムくんだからな、オラ、ローション絞ってやるよ」
ノズル式の容器からねばとろローションをびゅっくびゅっく、ぶちまける。
まだ足に制服ズボンが引っ掛かったままな耶麻音とマグナムくんの結合部へ、たらたらたらたら。
「おらおら」と、そこへマグナムくんを無慈悲にずぼずぼ出し入れする宇佐。
耶麻音は自慢のうるつやさら髪を乱して悶絶。
「あぅぅぅぅッッスイングやばッッおしりグィングィンきてるぅぅぅぅッッ」
「AV感、ぱねぇな、コレ」
もちろん自分もスマホ撮影に励む宇佐、ばっちり仕返し、執念深い。
「……耶麻音くん、大丈夫?」
自分らより上背あるくせにベッドの端っこにちょこんと座る緋人に言われて、宇佐は、ずれた眼鏡越しにぎろりと睨んだ。
「あ? お前、俺のときは心配しなかったよなぁ?」
「……(-_-;)」
「耶麻音になったら心配すんのかよ」
「うぎゃッうッ動かしすぎぃッずぼずぼしすぎぃッッ」
「ちゃんと見ろよ、チンコ勃ってんだろーが」
「ひッひぃッ!今しごかれたらいぐッッ!」
「ほらな。緋人。おい。緋人ぉ。緋人くーん」
「……聞いてます、宇佐くん」
ベッドの真ん中でマグナムくんに犯されている耶麻音が邪魔で、仕方なく、チャラヤンに覆いかぶさるようにして四つん這いになった眼鏡ヤンキー。
片方の尻たぶを自分でぐいっと持ち上げ、すっかりできあがったアナルを見せ、緋人に命令する。
「てめぇのカチコチなチンコとっとと寄越せ」
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