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新種の淫夢魔を拾いました-2

色々あって元妻と別れ、仕事が忙しく新しい恋人をつくる気分にもなれない、キャバクラも億劫、そんなこんなで我知らず禁欲生活を送っていた久間は。 ベッドに座り、睡眠中に触られて半勃ちとなったムスコをいとも容易にアクムへ差し出した。 いーや、これは、そう人助け、あ、違う、インサ……鯖……うん、アクムのためだ。 精液をその身に取り入れれば、羽根の傷は治り、回復するという。 断じて私欲のためじゃないぞ、うん。 「とっても、おいしそう」 羽根が傷ついているため、どこか疲労感を引き摺るアクムだったが、久間のペニスを眼前にして嬉しそうに舌なめずりした。 一息に、ぱくんと、頬張る。 「あ……」 思わず久間は背筋を震わせた。 久し振りの感覚だ。 そういえば最近自己処理すらさぼっていたっけ……。 「ん……おいしいです、久間さんの……おおきいし……素敵です……んっんっ……」 インサバスのアクムは、それはそれは素晴らしいテクを持っていた。 股間に差し入れた片手で双球を交互にころころ揉みながら、片手で竿を頻りに扱き、先端を丸々頬張って舌先をねっとりと尿道に這わせる。 吐き出すと伸ばした舌尖で亀頭をこれみよがしに舐め回す。 や、や、やばい、もういきそうだ。 音を立てて激しく吸い上げられて久間は呻いた。 「う、出る……!」 久間は射精した。 アクムは喜んで自身の糧、栄養源となる濃い精液を飲み干す。 下半身にしがみつき、久間の尻に黒く彩られた爪を立て、またも勢いよく吸いついてきた。 「うは、ぁっく」 久間は溜まらず声を洩らした。 狭い喉奥で搾り取られるような、痛いくらいのバキューム感に腰を大きく跳ね上げさせる。 つい粘膜に叩きつけるように乱暴に動いてしまう。 が、すぐ我に返ると、アクムの口腔からペニスを引き抜いた。 「ご、ごめん、きつかっただ、ろ……」 アクムは口の中に残っていたものをごくんと飲み干した。 顎の下に垂れていた分も指先で拭い、ちゅっと、吸い上げる。 先ほどよりも生き生きと艶めくその肌。 レンズ奥の双眸が豊潤そうなカシスに染まっている。 「久間さんのおみるく、とっても、おいしかったです」 久間のペニスは衰え知らず、隆々と天井に向かって未だに勃起していた。 濡れたそれを掌で愛撫しながら、アクムは、立ち上がると。 くるりと久間に背を向けた。 「え?」 「お洋服、脱がせてくださいますか?」 メイド風ドレスは背中が大胆に露出していた。 羽根にあった穴が、半分、塞がっている。 そういえば俺って生気……今ので奪われたのか? あんまり続けると、ひょっとすると、もしかして、死ぬのか? 「あの、アクム――」 「久間さん、脱がせて?」 肩越しにアクムが艶やかに笑う。 久間はごくりと生唾を飲んだ。 背面のジッパーに手をかけて、ゆっくりと、下ろしていく。 ぱさりっ ドレスが足元に落ちると、そこには、下着を身につけていないアクムが。 股間にはそれなりに育ったペニスが根づいている。 硬直する久間の目の前で、アクムはベッドに両手を突くと、再び四つん這いとなった。 誇張するように腰を突き出してむっちりした尻を高々と掲げる。 「久間さんのおっきな御立派なエサ、お尻に突き刺して、いっぱいいっぱい、突いていただけますか……?」

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