俺が家について暫くすると、先生が帰ってきた。 謝るぞ、恥ずかしいけどちゃんと顔を見て…… チラッと先生の顔を見たけれど、やはり今日もかっこいいドキドキする好き…… じゃなくて、なにトキメいてんの違うだろ！ 「あの、先生…… さっきはごめんね」 「さっきの？」 「無視したりしたから…… 先生怒っちゃったからどこか行ったんでしょ？」 「違うけど」 ケロッと返されて、俺の頭の中に？が浮かぶ。 先生はいつも持ってる黒色の鞄の中をゴソゴソと探っている。そして取り出したのはコンビニの袋だった。 「今日発売のプレミアムシュークリーム買ってきただけだよ。どうしても食べたくて…… ちゃんと茜くんの分もあるから」 「はぁ～～……よかった、先生怒ったのかと思って」 「あんな事した後だもんね。俺の顔見るのが恥ずかしかっただけでしょ？ 可愛いじゃん。逆に興奮するって言うか、もっと恥ずかしい思いさせて泣かせたくなる」 「先生のその性癖治した方がいいよ」 シュークリームは美味しく頂いた。プレミアムシュークリームなだけあって、マジで美味しかった。また今度買ってこようと誓った。