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第20話
今日の分の課題はすべて終わり、今は先生が採点してくれている。 所々分からないところがあったから、質問しながら解いていったからすべて合ってると思うけど。
採点している先生を横目でみると、少しドキッとしてしまった。真剣な顔をしていて普段とはまた違う。 伏せた目は睫毛が長く、瞳も美しいエメラルドグリーンで、まるで宝石のようにキラキラ輝いてみえた。
前から思っていたけれど、先生ってすごく顔が整っている。
彼女とかいるのかな……?
そんな事を考えていると、チュ、と唇に柔らかい感触が。
「……?!?!なんで?!」
「だってすごい見てくるからキスしてほしいのかと思って」
はい、全部合ってる100点満点!とパチパチ手を叩きながら俺の顔を覗き込んでくる。
やめて、今の顔真っ赤だから見ないで!
そういった意味を込めて、背もたれにしていたベッドに顔を埋め込む。
すると、グイッと持ち上げられる感覚が。そしてベッドの上に先生と向かい合う形で座らされる。
「もうベッドへのお誘いとか、茜くん大胆だなぁ」
「別に誘ってな…… う、ゎ!」
ベッドに押し倒されて、キスされる。さっきのキスとは違う、大人のキスだ。 舌を絡めあい、唾液が口の端から垂れる。
それを先生がペロリと舐め取り、今度は下半身へと手が滑っていく。
ズボンと下着をあっという間に剥ぎ取られ、勃起したソレが顕になる。
「キスだけでこんなにして…… エッチだなぁ」
「やめ……言うなぁ……」
クスッと軽く笑うと、先生は俺のソレを口の中に含んだ。
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