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第73話

せっかく着た服を捲り上げて、胸の突起に触れられる。 クニクニと指の腹で転がされてあっという間に熱を持つ。 ジンジンするけど気持ちいい…… 片方は指で、もう片方は舌で転がされて、暫くすると乳首がぷっくりと膨らんでいた。 「あっ……ん……」 「気持ちいい?」 俺は無言でコクリと小さく頷いた。 胸で感じるとか、女の子みたいでなんかヤだ。 だけど先生は嬉しそうに笑った。 「ここで感じるようになったんだ」 「だって……ん、先生が弄るから……」 「そうだよ、俺がこんなに感じる体にしたの。俺が茜くんの体を変えたんだ」 先生が俺の体を変えた……そう思った途端、体中が熱を持った。 俺の体をヘンにしているのは先生…… 乳首で感じなかった。セックスなんてした事なくて。でも今では乳首もセックスも気持ちいい事だと教えられた。 俺はもう前ではイケないことを、薄々気づいていた。 先生が…… 先生が変えた…… 「目、トロンとしてる…… 自覚した?」 「……ん、…先生、俺の体ヘンだ……、熱くて、収まらない……」 先生はふふっと微笑んで、口を開く。 「じゃあ、たくさん気持ちよくなろうね」

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