82 / 222
第77話
またカチッとスイッチを入れられ、気を抜いていたから腰が抜けてしまって動けない。
奥をガツガツと容赦なく突くディルドを早く抜いて欲しくて先生に抱きつく。
「ふぇら、……んっ、したじゃんっ!」
「フェラしたら挿れるとは言ってない」
くそ、何処までも性格の悪い。
こうなったら先生が俺に挿れたくなるよう仕向けるしかない。
先生の首根っこを掴んで俺と同じ目線にして、唇を奪う。
少し驚いているようだったが、すぐにノッてきて唇の間を割って口内に舌が侵入してきた。
舌が合わさって気持ちいい。 上顎をなぞられ、優しく口内を犯す。 飲みきれない唾液が顎を伝って下に落ちていった。
顎を伝った唾液を先生がペロリと舐めとる。
ベッと出された真っ赤な舌が色っぽい。
「積極的だね」
「ふふっ、……俺に挿れたくなった?」
「最高」
スイッチを切ってディルドを引き抜く。
ぽっかりと穴が空いて、ヒクつくそこに先生の反り返ったチンコを当てがった。
ズププ……と肉壁を押し破ってくる感覚に震える。
ディルドより、やっぱり本物の方がいい。
先生の熱くて硬いそれを、俺の体は覚えてしまっていてズンっと奥に入る頃には声にならない声を上げて、達してしまっていた。
ともだちにシェアしよう!