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第76話

初めてフェラする俺はどうすればいいのか分からずにいると、先生が教えてくれた。 「そのまま出し入れしてみて」 「う、ぐ、っんんっ……」 ゆっくりと顔を動かし、出し入れする。 歯が当たらないように慎重にしないと怪我させてしまうかもしれない。 この時点で結構疲れる。 「ん、あとは啜ったり、舌で裏筋を舐めたり。口に入り切らない部分は手を使って」 言われた通りにするが、上手くできいるかは分からなかった。 でも同じ男だから気持ちいい所は大体同じだよな、と思って自分がされて気持ちいい所を刺激してやる。 先生の表情を見てやろうと思って上を向くと、びっくり。 先生、めちゃくちゃエロい……!!! 気持ちよさそうに顔を歪めて、はぁ、とつく吐息は色っぽい。 「なに?」 「い、いや、気持ちいいのかなって……」 俺の視線に気づき、いつもの表情に戻った。 口が止まって不満なのか少しぶっきらぼうだ。 俺の問いに「そうだな」と考えて 「50点くらいかな。もっと頑張りましょう」 「はあぁ? そもそも先生のチンコがデカいからフェラしにくいんでしょ」 「はは、茜くんのは小さいからね」 今俺のサイズは関係ないだろ?! 気にしてるんだから言うなよ! 気持ちよかったクセに…… 今度はもっと気持ちよくさせてやる。

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