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そこをコリコリと押せば、一層高い声で喘ぐ。 確か前立腺というらしい。女性にはなくて、男性にだけある性感帯だ。 「やっ、あぁぁ!! なに、そこっ、!」 「雪斗さんの気持ちイイところですよ」 それだけ教えると、指を3本に増やす。 3本の指をグッポリと咥えていやらしい。 再び指を動かせば、快感から逃げようと身をよじる。 絶景だ。 雪斗さんが俺の下で喘いでいる。顔を火照らせ、生理的な涙を浮かべて、トロトロに蕩けた表情をして喘がされている。 支配欲はそれ程強くないと思っていたが、今回ばかりはそれに興奮していた。 もっと俺色に染めたい、そう思った。 3本の指を抜き、穴が空いたソコがヒクヒクと寂しそうに震えている。最高にエロい。 俺はズボンを脱ぎ、反り立つ自身を取り出す。ローションを垂らして、数回抜く。 そして、雪斗さんの秘部に押し当てた。 「もう挿れますね。…痛かったら言ってください」 「ふ、ぁ……挿れる……?」 雪斗さんはまだ理解していないみたいだったけれど、雪斗さんの秘部は俺の先端にチュウチュウと吸い付いてくる。 ズプッ、と先だけ入れて雪斗さんの反応を伺う。 「う、ぁ、入って、る……?」 「まだ先だけですけどね。 全部入れますよ」 無言でコクコクと頷くのを見て、一気に腰を進めた。 狭く、まだ誰にも手をつけられていないソコをミチミチと押し開いていく。 「っ、あッ……!ぐ、ッ!」 雪斗さんは苦しそうな声を上げるが、前は萎えていなかった。 痛くはないんだろう。

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