「そ、そんなことしてない！」 　佑月はそう否定するが、須藤へと少しねだるように胸を差し出す姿になっていることは本人は気付いてないようだ。 　薄紅の乳頭が触れられてもいないのに、期待するようにピンと張っている。 　それを揶揄するように身体は素直だと告げると、佑月は涙目で須藤を睨み付けてくる。それが余計に男を煽る表情(かお)だとも気付かずに。 　しかし須藤もそれを早く口に含み、口内で転がして味わいたいという強い欲求を抑えることに、そろそろ限界を感じていた。 　佑月が抗議を口にし始めるが、もう須藤にはその声は届いていない。 　小さな突起を口に含めば、一気に硬く痼(しこ)る。それを舌先で弾いたり転がしたり、様々な刺激を与えてやると、佑月の口からは絶えず切なげな声が漏れていた。 　そして須藤の腹に触れる佑月のシンボルも、下着の中で窮屈そうに硬くなっている。 　須藤は佑月の胸から徐々に下へと舌を滑らせていった。