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小学生時代①-4
「お、おい、もう泣くなってば。泣き止んだんじゃなかったのかよ。あんまり泣くと目腫れるぞ。」
「う、ん……ごめん……」
「まあさ、お前は悪くないし。俺はお前の味方だし。これからも俺の前では我慢すんなよな。」
「うん……」
僕は服の袖で涙を拭うと笑顔で蓮ちゃんの方に向き直った。
「ありがと、蓮ちゃん。 僕、また明日から頑張る!」
「おう。でもあんま頑張りすぎんなよ。」
「うん。」
ニコッと笑ってみせると、蓮ちゃんの口元が少しだけ緩んだように見えた。ふと時計を見るともう5時で、そろそろ帰らないとお母さんに怒られてしまうので僕はベッドの横に置いたランドセルを掴んだ。
「もう帰るの?」
「うん。もう帰んないとお母さんに怒られちゃう。」
「そっか。」
二人で一階に降りると、僕は靴を履いて、蓮ちゃんの方に向き直りもう一度笑いかけた。すると今度ははっきりと、蓮ちゃんも僕に笑いかけた。その笑顔はやっぱり優しくて、温かくて、かっこよくて、僕は今までよりもっと蓮ちゃんの事が好きになった。
「じゃあ、また明日な。」
「うん。ばいばい!」
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分量の配分を考えずに投稿したら最後がめっちゃ短くなっちゃいました。
小学生のくせに生意気にイケメンな蓮でした。こんなイケメンな小学生いんのかよって感じだけどあくまで創作だからいいんです。許されます・・・
レビューで、地の文の言葉遣いが年齢と比例していないというご指摘を頂き、書いているときからそれは自分でも感じていたので「やっぱりなあ・・・」と思いました。まあでも、台詞は極力気を付けたので、お許しくださいw
てことで、小学校高学年の優と蓮でした。
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