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寝てる後ろで……編 5 愛されセックス

 すごかった。 「…………」  なんか、昨日のエチ、すごかった。っつうか……すごかった。 「っ」  エッロ! えっろぉ! スケベ、卑猥、ドエロ。  酒飲んでたから? なんか、俺、記憶飛び飛びなんだけど、その飛ばずに残ったところの記憶が、思い出すとヤバいレベルなんだけど。  ――あ、ぁ、ぁ、そこ、ん、あっ、イっく……ぅ!  アンアン言ってた。  ――あぁ、ン、和臣、しゅき。  なんか、呂律回ってなかった。  ――俺のここめちゃくちゃにして。ずぼずぼって。  ずぼ…………思い出しただけで蒸発できる。マジで。他にもすげぇ単語言ってた。モロ言ってた。あれとかあんなのとか、そんなのとか、言いまくってた。  はっず!  俺、淫乱すぎて、はっず!  溶ける。  ――あぁぁン、そこ、和臣ので溶けるぅ、やぁん、ぁ、やらぁ、まだ、抜いたら、やらぁ。  つか、溶けたい。マジで。 「……」  ひとしきり身悶えて、酒飲んだ後のセックスはやばいって自覚して、そんで、隣で眠る和臣を見上げた。うつ伏せになって、昨夜ど淫乱と化した自分の顔面をベッドで隠しつつ、ちらっと和臣を盗み見た。  よく寝てる。 「……」  そりゃそうだろ。昨日の朝だってギリギリまで寝てたし。就職活動で忙しくて、大学の課題だってハンパなくて、バイトもして、そんで、俺の誕生日にっつって慣れない手芸を頑張ってくれた和臣。  ――来年も、その次も、ずっと祝わせて。  これ、くれたの、めちゃくちゃ嬉しかった。イミテーションとか、プラチナじゃないとかそんなどーでもいい。  なぁ、本当に、マジで嬉しかったんだぜ?  隣でぐーすか寝てる和臣に心の中で呟いて、身を寄せる。小さくなりながら、昨日二人で作ったネックレスの青い石ころに口付けをした。  抱き締めながらさ、ホント、溶けそうなくらいやわやわのほわほわになるまで愛撫されて。  ――大事にする。  何度もそう言っては、俺の全身にキスをしてさ。  ――愛してる。  とか、言われちゃったりして。 「…………」  ど淫乱にもなるっつうの。そんな熱烈に告白されながらセックスして、それでなくても酔っ払ってたんだ、もうなんもかんも蕩けて羞恥心とかってやつは消えてなくなるだろ。  ホント、すっごい感じだったんだ。  愛されてるって、中でわかんの。大事にされてるって、キスで絡まる舌でわかっちゃうんだぜ? 「っ……」  舌で感じた。だって和臣のベロ、すげぇ熱かった。 「ん……っ」  キスだけで一回イったくらい。 「ふっ……ん、ン」  中でも感じた。愛されてて、大事にされてて、すげぇ宝物みたいに思ってくれてるって。もうずっとずっと好きだーってさ、中で暴れる和臣ので感じた。硬くて、熱くて、太くてさ。 「あっン」  まだ柔らかいこん中で、たくさん感じて、イったんだ。突かれる度に気持ち良くて、中で和臣がイくとたまんない気持ちになった。恋しくて、大好きすぎて、中がドクドク脈打つ和臣のに絡み付いて離れないんだ。  ここ、ここでたくさん繋がって、ここにたくさん注がれて、ここで蕩けるほど和臣とセックスした。 「……ン」  指を入れたら、まだ柔らかい。くぷりとそこが指を咥えて、中がきゅぅんって締め付けた。 「あっン」  昨日、この中に和臣がいたんだ。溢れるくらい、こん中で和臣がイったんだ。 「あっ」  自分の指じゃ届かない奥のところを抉じ開けられてさ。 「あぁっン」  奥をグンって強く突かれるとそれだけで前から零れる。太いところで前立腺擦ってもらうとたまらなくて、何度でもイっちゃうからぎゅうぎゅう和臣の肩にしがみ付いてた。 「ふっ……ン」  マジかっけぇの。 「和臣ぃ……」  俺の彼氏、ヤバいくらいにかっけぇ。大学で女子人気ハンパないの知ってる。勉強できて、しっかりしてて、なんでもそつなくこなして、すげぇの。なのにさ――。  ――剣斗っ。  俺の中でイく時の顔はもっとヤバイんだ。無我夢中でさ、俺のことしか考えられないって顔して、夢中になって腰振って。俺のことめちゃくちゃ激しく攻め立てて、逃がさないって、手をさ。手をベッドに押し付けながら、何度も何度してくれた。熱くて、強くて、欲しがられてるって感じてゾクゾクした。  大好きすぎておかしくなりそうなくらい。 「ぁふっ……ン」  昨日、このベッドの上ですげぇ愛されまくったんだ。 「まだ足りなかった?」 「!」 「剣斗」 「かっ、和臣っ」  うつ伏せで、指を入り口の当たりでくぷくぷさせてた。昨日空っぽになったと思ったペニスをしっかりそそり立たせて、溶けるかと思ったほど可愛がられた乳首にシーツを擦りつけながら。自分で腰を揺らして。 「これはっ、ぁっ……やぁ……ン」 「っ」 「ぁ、ン」 「柔らかい」  だって、昨日、そこ散々和臣の咥え込んでたから。 「あっ……和臣ぃ」 「うん」  そこ、和臣の形になってるだろ? ほら。 「あン」  根元まで刺し貫かれるとぴったり嵌る。 「あ、ぁっ」 「剣斗」 「あぁああ」  柔い孔、和臣の形になって喜ぶ内側、快感に浸りたいとまた硬くなる乳首。 「まだ欲しい?」 「う、ん、欲しい」  だって、今日、こんな深いとこまで全部和臣でいっぱいで嬉しくなってるから。

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