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第5話
「えっ...せんぱっ...んん」
「晶くん、びっくりしてる。ふふっ」
明るくて、優しくて、ふわふわしてる天使みたいな可愛い先輩。大好きな先輩にいつになく強い目をして家に寄るように言われた。何も用が無いし、待ちわびていたはずのお家デートだ。
でも僕の思い描いていた甘々で砂糖みたいないちゃいちゃは無かった。
怖い顔をした先輩に部屋に入れられると、突然ベッドに体を倒された。
慌てて抵抗すら出来ない僕にやっと先輩はにっこり笑った。
でもその笑顔は天使なんてもんじゃない。
悪魔だ。
「やっ!えっ先輩!...ンッ」
「可愛い。晶くん。可愛いよ.....」
僕より華奢だと思っていた先輩だったけど、体を引き離そうと押してもビクともしない。
先輩にぺろぺろされている僕の方がビクビクしているくらいだ。
「先輩!なにしてっ」
「ん?だめ?」
僕の上に乗りあがっている先輩は、遂にズボンに手をかけた。
「だって.....」
「ここ、ぱんぱんだよ?ふふ」
可愛らしく微笑む先輩に膨れ上がった部分を布越しに撫でられる。
その行為に余計下半身に痺れが走った。
「いいよね、晶くん」
「ちょっ、せんぱっ...ひっ」
先輩は有無を言わせず一気にパンツまでずり下ろした。
僕のものは既にてらてらと夕日を浴びて立ち上がっていた。
「ンッ」
「先輩!やだ...ぁ」
強い力で押しているはずなのに先輩は一向に動く気配が無い。それどころか先走りまみれの僕のものを口に含み、口淫を始めた。
「んやっ...ぁ...翔...せんぱ...」
「きもちいんだね。晶くんえっちな顔してる」
僕より下の位置にある先輩の顔。なのにフェラされている僕の方が支配されている気持ちになる。
いつも天使だと思っていた先輩の笑顔だけれど、なんだか今日は妖艶さも混じってエロティックにしか感じない。
「あああっせんぱぁッッ」
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