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【SS】どこでいくか
10分でSS書いてみようと思い立ったもの。
「マサキそこ、ヤダ…そんなとこっ」
「ヤダ?イイの間違いだろ?反応わかりやすすぎ」
ミヤビは両手首を頭上でまとめあげられて、執拗な責め苦に耐えている。
「やだ、やだ、汚いしっ、あっあっ」
嫌がっているようには到底見えないので、そんな訴えは気にも留めず続行する。
熱くなった舌全体で、下から上へと広範囲に舐め上げれば、面白いように覿面、予想通りの反応が返ってくる。身をよじって嬌声を上げるミヤビが、この時ばかりは素直にたまらなく愛しい。
しばらく舐めあげたら、大げさな音を立てて吸ってやるのも忘れない。
控えめに茂る毛が時折口に入り、その時ばかりは少し不快だ。
「ダメだって、口、離して、もうっ、あ」
ビクビクと全身が跳ねた。
「…イッたのか?」
マサキはぽかんとしてミヤビを凝視、見られているミヤビは顔を背けた。
「だからやめろって言ったじゃん…」
蚊の鳴くような声で非難した。
「お前…変態じゃねぇの。エッロ」
「どっちが変態だよっ!!ワキの下ばっか攻めやがって!!こんなトコでイきたくなかったよ俺だって!!」
噛みつかんばかりに反論しているが、ミヤビの目には涙が溜まっている。
「そう吠えんなよ。今からちゃんとイきたい所でイかせてやるから」
そう言うと、マサキはミヤビの唇に荒っぽくしゃぶりついた。
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