164 / 267
第165話
「鏡見ててね」
「ッ...!」
わざと耳元で呟いて、それから僕のお腹をスルッと撫でる。ゾワゾワして、撫でられる度にピクピクと反応してしまい、恥ずかしい。
手がお腹から胸に移動し、乳首をキュッと引っぱって、今度は優しくクリクリと捏ねるように遊ぶ。
片方の乳首しか刺激されていない為、もう片方も弄って欲しくて堪らない。
自分で弄ろうと手を伸ばしたが、その手はそこへは伸びなかった。
なぜなら、鏡に自分の感じている姿が写っていたから。
急に恥ずかしくなって止めたのだ。
「ふっ、エロい顔が丸見えだね。自分の善がってる顔はどう?」
「ンッ...ど、どうって...言われても......」
ともだちにシェアしよう!