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第175話
しばらく撫でていると、規則正しい寝息が聞こえてきた。
アリスも長旅で疲れたのだろう。僕も眠たい。
掛け布団を掛けて、電気を消すと、だんだん眠くなってきた。
「おやすみ...アリス」
**
「白雪...白雪......」
「ん...」
まだ眠いのに起こされて、少しだけ目を開けるとアリスが僕の顔を覗き込んでいるのが見えた。しかも近い...
外はそれなりに明るいが、まだ少し暗い。朝の5時ごろだろうか...?
もっと寝たかったのにこんな朝早くに起きてする事何かあったかな?
「海行こう、海」
「うみ......うみ...」
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