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それはゆっくりと内壁を押し開き、どんどん奥へと進んで行く。
何度しても中に入る瞬間は慣れない。
ゾクゾクと快感が駆け抜け、アリスのものをぎゅーっと締め付けてしまう。
全部入ったようで、アリスのお腹が僕の太ももに当たる。
「ふぅ、やっぱり白雪の中最高。 すっごく気持ちいいよ」
「ほんと.......?嬉しいな.......、んっ、」
気持ちいいと言われたら素直に嬉しい。
僕がアリスを気持ちよくできてるんだと思えて幸せな気持ちになる。
ゆっくりと腰を引いて、再び挿入してを何度か繰り返して、僕が痛くないか様子を伺ってくれている。アリスはこういった配慮を絶対に忘れない。少しでも僕が顔を歪めれば待ってくれるし、痛みがなくなるまでキスや愛撫をしてくれる。
「大丈夫だよ、いっぱい動いて」
「うん。 痛かったら言ってね」
「大丈夫、アリスは優しくしてくれるから」
へへ、と笑うとアリスが堪らなそうな顔でキスをしてきた。
「目一杯優しくする」
「お願いします」
少しずつ動きが早くなって、ゾクゾクと快感が生まれる。ちゃんと僕の気持ちいいところを突いてくれて、僕が声を漏らすと嬉しそうに微笑むアリス。
その優しさと雄の混じった顔は僕しか見られない顔だ。
「んっ、ぁ、きもちぃ.......」
「俺も気持ちいい。 白雪、一緒にイこ?」
「ん、うんっ.......」
ジュプジュプと結合部からえっちな音がして、すごくいやらしい気持ちになる。
コリコリと前立腺を責められて、堪らずにイッてしまった。アリスもイッたようで、中でビクビクとアリスのが震えている。
気持ちよさの余韻に浸っていると、ぐでーっとアリスが覆いかぶさってきた。重い。
「重いよー」
「ごめん。でも、すごく幸せだから。これからも俺とずっと一緒に居てくれる?」
「そんなの.......当たり前じゃん!」
もう、ここでそのセリフ言うの反則だから。
僕は顔が赤いのを隠すため、布団に潜り込んだのだった。
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